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京町家友の会

2005年6月10日 〜

姫沙羅(ひめしゃら)
ツバキ科 落葉高木

沙羅の木は、夏ツバキとも言います。
姫沙羅は、その小型版です。

先の「町家のウィンドウ」で見ていただいたように、
冬場は、樹形と冬芽を楽しみますが、
初夏には、緑の葉に映える白い花を楽しみます。

その花は一日花で、朝に咲いて、夕方には散ります。
散るというより、ツバキと同じで、花がボトンと落ちるのです。

京都市右京区花園の妙心寺塔頭・東林院には、
樹齢300年といわれる沙羅の古木があって、
この時季、「沙羅の花を愛でる会」が開かれています。

最初に書いたように、
姫沙羅は、沙羅の小型版ですから、
その花もひとまわり小さく、直径は3〜4cmほどです。

いつもと写真のアングルが違うのは、
正面からだと、咲いている花が見えにくかったからです。

ちなみに、この木は、1月末〜2月に載せた、枝だけの「姫沙羅」と同じ木です。

さて、次は何が出てきますかお楽しみに。

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