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京町家友の会

第29回例会「松村家での祇園祭のお話」報告
日  時 :平成18年 7月 23日(日) 午前10時30分 〜 12時15分
場  所 :松村家(京都市中京区六角通烏丸西入る)
会  費 :500円
出席者数 :56名(松村会長含む)

例会次第
むくげ 今年の祇園祭は、あいにくの天候が続き、当日も小雨の降る中での、しかも初めての午前中の例会となったが、松村会長のお宅では、おもてには御祭の幕と提灯、お家の中にも「祇園守り」と呼ばれる八重咲きのむくげが飾られて、まさにハレの日のお出迎えをしていただいた。

参加者の皆様には玄関の間で受付を済ませ、二階お座敷にて「浄妙坊と一来法師」の屏風を背にして座していただく。

事務局・山田が当日の予定を簡単に説明後、松村会長より、ご挨拶と松村家の家屋としつらえなどについてお話を伺い、次に祇園祭の歴史と「あとの祭り」についてのご説明をいただく。
他にもロンドンで出会われた絨毯のお話など、興味深く、また楽しいお話ばかりで、あっという間に1時間が過ぎてしまった。

質疑応答の後は、お茶とお菓子で休憩。その間、午後からの「京町家再生セミナー」のご案内やいくつかの書籍のお知らせ、また当日参加された新会員の方々に簡単な自己紹介をしていただいた。

休憩

その後は、各自自由に室内を見学していただき、夏のしつらえと共に、数々の屏風や掛け軸、飾り物などから、祇園祭の風情を存分に楽しんでいただいた。立派なお家と素晴らしいしつらえ、そして楽しいお話に皆様大満足の会となりました。

なお、7月21日(金)には、スペースデザインカレッジの福田学長をはじめ学生たち70名に対し、同様に松村家にてお家の見学と松村会長のお話を伺う会を設けたことは、学生たちにも大変喜んでもらえたようである。