情報センターでの契約第1号の物件が、8月2日、新しくなってオープンしました。東山の二年坂の階段を上りきった所を右に折れ、八坂の塔の方向に石畳の道を歩いていくと、ゆるやかなカーブの先に手を入れてよみがえった京町家の店舗が見えてきます。玄関の引き戸の横には出窓風のショーウィンドゥがあり、ハンドメイドのアクセサリーが飾られています。初日はまだあわただしい雰囲気でしたが、奥の工房ではすでにアクセサリーの製作の作業が始まっていました。道を行く観光客もショーウィンドゥをのぞきこんだりしています。元々は大正年間の建物で、一列三室型といわれるタイプのもので、今回はその道路に面したミセの間と次の間を土間にして店舗をつくり、奥の座敷を工房に改装されています。2階は事務所として現代風に改装されて使用されます。こうして1軒の町家が新しい使い方でよみがえりました。 第2号の契約は元々フランス料理店だった京町家が店の移転に伴って空き、貸し物件登録となったので、その条件に合うユーザー登録の方々に情報を送ったところ、その中の割烹をやりたい方が借りられることになりました。今度はフランス料理店から日本料理店として使われることになり、現在準備中です。第3号は大徳寺の北のあたりの京町家と言うよりは農家の作りに近い民家に東京のユーザー登録の方が決定し、8月末には引越して来られます。 情報センターの活動の中から次々と新しい使用者が決まり、建物が新しいご主人様を迎えることになると、空家であったものが、見違えるほどいきいきとしてくるから不思議です。 〈松井薫(情報センター事務局長)〉 オーナー登録数8/ユーザー登録数121/物件登録数58/契約件数3 (02年8月15日現在) |
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