| ◆各グループ発表: |
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耐震の問題については、耐震診断や計算をすればokがでることはないが、筋違を入れるなどということではなく、町家をよく見て改修する。三木の耐震実験においても、町家というのは固い構造体ではなく、柔らかく地震を逃がす、力をすかす構造体になっている。その特長を活かす改修をするべき。
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コンクリートで足元を固めるとのはどうかという話が上がったが、コンクリートが湿気を呼ぶ。湿気によって白蟻の発生や、腐朽など構造部材にダメージを与える。
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限界耐力法で設計する場合、コミセンやホゾを評価し、地盤の設定をより京都にふさわしくすることで、限界耐力法でも評価できるような環境を作っていけたら。
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コストが厳しい中、施主にも参加してもらい、伝統の技を体験し、認識してもらい、広めていくと提案があった。100年持つものを作る。1年に割り戻すと安くなる。
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設備は現代の生活に合わせることも必要。町家を直すときに昔の姿に戻すのがいいといっても、現代のくらしとズレが生じるのではないか。今のくらし、そして過去のくらし―町家で培われたくらしについて考えてみる必要がある。
―など、時間をオーバーして活発な意見交換がされました。 |
◆質疑応答: |
| Q. |
基準法と、三木の実験とのギャップをどう解決すれば施主の納得するものができるか、自分たちの責任が果たせるかわからない。 |
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A. |
線引きは難しい。確信を持つしかない。経験と洞察力を持つ必要がある。町家を見極める。固定観念に捕らわれずに町家を率直に見る。
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| Q. |
図面がきちんと描かれていると、現場はその通りにきちんとやる。伝統的な部分で、普通はこうやるだろうという部分については、設計者もアバウトに描いて大工に任せたほうがうまく連携できるのではないか。 |
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A. |
1度も共同作業したことのない工務店にアバウトな図面は描けない。協働してお互いを解り合っていれば可能。それよりも職方が設計能力を持つようになれば設計がいらなくなる、というのが作事組の筋書き。 |
◆総括: |
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どういう問題があるか押さえることが必要。方のついた問題は何一つない。構造、限界耐力計算、実験の結果など出て見直しはされつつあるが、補強せず筋違もなしで大丈夫だと言い切れない。今を是としてかつてを知恵が足りないなとするのではなく、相対的に同じ土俵の上で見る。伝統の技に関しては、本当にいいものは何かを見極める必要がある。とはいえ、昔同様にはお金を掛けられないので、どう工夫をしながら再生するか。創意工夫の中で築き上げる。 |