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第69号(2013年6月) |
◎5月の報告
8日(水) |
棟梁塾 座学3「京町家と現行法規」 |
10日(金) |
理事会 |
11日(土) |
掘り出し物市 商品回収日 |
12日(日) |
掘り出し物市 商品回収日棟
梁塾 実習2「改修現場見学」
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14日(火) |
茶道稽古 |
18日(土) |
掘り出し物市 |
19日(日) |
掘り出し物市 |
22日(水) |
棟梁塾 座学4「京町家と防火性能評価」 |
24日(金) |
理事会 |
25日(土) |
楽町楽家 お茶の接待 |
26日(日) |
楽町楽家 町家改修相談会/お茶の接待 |
◎6月の予定
1日(土) |
楽町楽家 お茶の接待 |
2日(日) |
楽町楽家 町家改修相談会/お茶の接待 |
5日(水) |
棟梁塾 座学5「京町家の施工(1)」 |
9日(日) |
棟梁塾 実習3「町家見学(2)」
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12日(火) |
茶道稽古 |
14日(金) |
理事会 |
19日(水) |
棟梁塾 座学6「京町家の施工(2)」 |
28日(金) |
理事会 |
[京都グラフィー 国際写真フェスティバル開催]
写真展の様子 |
4月13日から25日まで、京都で初めて開催された国際写真フェスティバルのサテライトイベントとして釜座町町家が会場となり、写真展が開催されました。京都市内数十ヶ所の会場のうちのひとつとして写真家の藤木ケンタ氏の写真が町家の離れに展示されました。写真展に来られた多くの方々に町家も見学いただき、とても喜んでいただきました。藤木氏が展示された風景写真の用紙は表面が漆喰でコーティングされていました。漆喰を使うと写真の表面が光らず、滲まず、色が正確に再現され、長期に渡り変色せずに維持されるとのこと。漆喰に描くフレスコ画と同じですよと言われていましたが、町家の外壁の漆喰と見比べ、意外なところで伝統の素材が生かされていることに驚かされました。
(設計担当理事 内田康博)
[掘り出し物市 ご報告]
掘り出し物市 |
5月18,19日、釜座町町家にて今年2回目の掘り出し物市を開催しました。今回もたくさんの方々がお越しくださり、お気に入りの品を見つけて帰られました。思い出の品々をご提供くださった皆様には、心よりお礼申し上げます。売上金は楽町楽家の開催資金として大切に使わせていただきます。
今回は古いガラス食器が数多く提供され、一番の人気でした。火鉢もたくさん集まるのですが、こちらはなかなか買い手がつかないようです。町家を彩る様々な道具類も、町家暮らしの楽しみのひとつ。馴染みのない方には使い方も一緒に提案していければ…と思いました。
(事務局 常吉裕子)
[チューレーン大学から見学]
チューレーン大学の学生さん達 |
5月29日(水)午前10時にアメリカのニューオーリンズにあるチューレーン大学で建築を学ぶ大学院生11名と引率の椿研太郎先生、他1名が釜座町町家の見学に来られました。2週間に渡る日本滞在のうちのわずか2時間程でしたが、熱心に見学いただきました。京町家の概要、及び京町家ネットの活動などについても解説し、感想をお聞きすると、現在維持されている京町家が歴史、都市、町並み、暮らし、文化、構法など様々な要素が総合されて出来上がっていることや、京町家ネットの活動が建物だけを考えるのではなく暮らしや地域との関係を大切にしていることなど、的確に御理解いただいているようでした。ニューオーリンズも古い歴史をもち、100年を超える伝統的な建物が多く維持され、歴史的な町並みが大切にされているとのことでした。間口が狭く奥行きの深いのは京町家と同様で、維持保全の悩みも通じるところがあるようでした。職人さんが減っているとのことでしたが、夜になると楽器を手にする大工さんもいるなど、ジャズ発祥の地の楽しいお話もお聞きできました。定期的な日本、及び京都訪問も検討されているとのこと、またお会い出来ることを楽しみにお待ちしています。
(設計担当理事 内田康博)
工事実績: 192件
相談件数: 505件
('99年〜'13年5月31日現在累計) |
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