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第39号(2010年12月) |
◎11月の報告
10日(水) |
棟梁塾 座学13「庭木、花、根占から作庭へ」 |
12日(金) |
理事会 |
13日(土)・
14日(日)
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釜座町町家 オープンハウス |
14日(日) |
棟梁塾 実習 7「町家の庭見学」 |
17日(水) |
棟梁塾 座学 14「町家の庭の歴史」 |
26日(金) |
理事会 |
◎12月の予定
1日(水) |
棟梁塾 座学15「京町家改修マニュアル4(仕上)」 |
10日(金) |
理事会 |
11日(土)
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伝統構法を学ぶ公開講座「簡単な模型から京町家を考えよう」 |
12日(日) |
棟梁塾 実習 8「板金葺き方、雨樋、名称、下地、納まり」 |
12日(日) |
作事組・棟梁塾 冬期研修会 |
17日(水) |
棟梁塾 座学16「町家の構造」 |
24日(金) |
理事会 |
[釜座町町家(ちょういえ)改修プロジェクト]
写真展(京都文化博物館) |
10月末、予定通り釜座町町家の改修が完了しました。その後11月8日に京町家作事組の事務局が入居し、11月12日(金)には町内会の主催で、助成をいただいたワールド・モニュメント財団(WMF)の関係者をお茶席にお招きしました。WMFからは副理事長のヘンリー・エンジー氏、WMF日本代表の稲垣氏他においでいただき、町内にお住まいの大西清右衛門さんが町内を代表して亭主を務められました。当日は京都文化博物館で釜座町町家再生プロジェクトの写真展が開催され、夕刻には町内の皆様もお招きしてレセプションを行い、関係者のこれまでの労をねぎらいました。
シンポジウム(京都芸術センター) |
翌13日(土)には京町家再生研究会が中心となって京都芸術センターにて「京町家の町家を活かして」と題してシンポジウムが開催されました。明倫学区から吉田孝次郎氏、釜座町内からは長谷川明氏をお招きし、このプロジェクトの発端をつくって頂いたリム・ボン先生(立命館大学教授)のコーディネートにより、ニューヨークでのWMFとの出会いから改修の完成、そして今後の活用について、熱心な議論を多くの方々にお聞き頂くことが出来ました。
釜座町町家オープンハウス(棟梁塾生も参加) |
また、13、14日(土、日)には釜座町町家のオープンハウスを行い、300人以上のかたにおいでいただき、多くの方々から関心をよせて頂いていることをあらためて実感しました。
釜座町町家の活用は緒に就いたばかりですが、京町家ネット関係者をはじめ、町内、学区の皆様とも連携を深め、ともに町家再生のための拠点としての機能を充実していく予定です。
京町家作事組は釜座町町家に事務局を移し、気持ちも新たに京町家再生の実務にますます励んでいく所存です。つきましては、作事組の御施主様、ご町内の皆様、そして京町家ネット関係者をお招きし、新事務局の御披露目をさせて頂きます。どうぞ、足をお運び頂きますよう、お願い申し上げます。
日時:2011年1月9日(日) 午後1時〜5時(随時おいで下さい。)
場所:京町家作事組事務局(釜座町町家:三条通新町西入ル北側)
電話:075-252-0392 申込不要・参加費無料
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(事務局 内田康博)
工事実績: 159件
相談件数: 419件
('99年〜'10年12月現在累計) |
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