うだつ【卯建】

延焼防止などの理由から、建物の両妻側の壁を屋根より上に立ち上げ、小屋根を載せたもの。表の両端に壁を突きだしたものを袖卯建というが、いずれも京町家にはごくわずかしか残っていない。元は棟を受ける妻柱のこと。