事務局覚え書き
京都市が空き家対策として、空き家条例案を議論しています。具体的には、所有者は使う見込みがない空き家を第3者へ賃貸、譲渡するよう努めることを求め、地域コミュニティーの場として活用する場合、市が改修補助など必要な支援を行う。管理不十分な所有者が市の「勧告」や、より強い「命令」に従わない場合、5万円以下の過料を徴収する。これには京町家も多く含まれることでしょう。十分な補助・対策を準備しておかないと、急速な町家解体・駐車場へ変わってしまう懸念もあるように思います。大変難しい問題ですが、オーナー様を始め利用者の町家への意識的な改革がないと良いものは残らない。無理強いでは保全への悩みから逃げ出してしまいそうにも思います。
城 幸央(京町家情報センター)
オーナー登録数 |
延183 |
ユーザー登録数 |
延1175 |
物件登録数 |
延1280 |
契約件数 |
延171 |
(2013年12月10日)
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