事務局覚え書き
京都の町中を歩いていると、まだまだ住めそうな町家の空き家をたくさん見かけます。その多くは不動産流通にも出てきておらず、長い間空き家として放置されています。町家を探している方からも、そのような空き町家についての相談を受けます。持ち主によると「こんな古い家なんて借りる人はいないだろう…以前からの安い賃料のままで代々住まれていた…」などのネガティブな声を聞く。昔からお住まいの方にはただの古い家かもしれませんが、探している方の目にはそれは町家であり、新鮮なものに映ります。契約に関しても「定期借家」という方法もあります。建物は人が入り風を入れないと、急速に痛みが進みます。情報センターでもこうした持ち主との意見交換も活発にしていきたい。
(京町家情報センター事務局 城幸央)
オーナー登録数 |
延162 |
ユーザー登録数 |
延1071 |
物件登録数 |
延1200 |
契約件数 |
延155 |
(2012年8月10日)
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